吉永小百合60代の画像と主演作時系列で解説

吉永小百合 60代画像

吉永小百合さゆりさんは60代に入っても、話題作に主演していました。

2005年公開の映画『北の零年』以降、60代で多数の映画に出演されています。

チョッピー
吉永小百合さん60代に入っても若いね♪
のびお
やっぱり自分に厳しくて、運動とかとかしっかりしてるんだろうね、筋トレは若さの秘訣っていうよ。

60代(2005年~2014年頃)の主な出演作品

『北の零年』は明治初期の話、四国・淡路島から北海道に移住を命じられた稲田藩の人たちの、過酷な開拓と人間関係のドラマです。

『北の零年』(2005年)

吉永小百合さんが主演を務めた作品で、北海道開拓期の厳しい時代を描いています。

北の零年 吉永小百合
出典元:東映ビデオ・北の零年

【ストーリー】

明治4年。淡路島の稲田藩家臣546名は、明治政府の命により、北海道への移住を命ぜられる。最果ての北の地に降り立った小松原志乃(吉永小百合)は、夫・英明(渡辺謙)や娘・多恵(石原さとみ)と力を合わせて未開の荒野の開拓に乗り出した。

しかし過酷な自然は作物の成長を妨げ、果ては第二次移民団を乗せた船が難破するなど、厳しい状況のなか皆の希望を取り戻そうと、最新の農業技術を学ぶために英明は札幌へと旅立った。しかし夫の帰りを待つ志乃と多恵に5年の歳月が…。

出典元:東映ビデオ・北の零年

【解説】 すべての夢はゼロから始まる…。 北の大地に夢をかけ、それぞれが何かを信じて生きた。

日本映画界最高峰のスタッフ・キャスト陣が放つ一大叙事詩。 日本を大きく激変させた明治維新。

幕藩体制は終わりを告げ、四国淡路島に暮らしていた稲田家主従は明治政府から北海道への移住を命じられる。半月にも及ぶ船旅の末、言葉も凍てつく荒涼とした北の原野に辿り着いた546名、そこには想像を絶する苦難の数々が待ち受けていた…。

豪華キャスト陣、7ヶ月に及ぶ大々的な北海道ロケ、さらにゼロから作られたオープンセットなど、近年の日本映画の常識を打ち破る文字通りの<超大作>は大きな話題となった。

演出は「GO」「世界の中心で、愛をさけぶ」などの話題作でヒットを呼んだ行定勲が初の歴史エンターテインメントに挑戦。出演は、今作品が111本目の映画出演作となる吉永小百合、渡辺謙、豊川悦司ほか豪華俳優陣が激動の時代に生きた最後のサムライとその家族の姿を愛と感動で綴る。

出典元:東映ビデオ・北の零年

CAST

吉永小百合、豊川悦司、柳葉敏郎、石原さとみ、吹越満、奥貫薫、阿部サダヲ、金井勇太、大後寿々花、モロ師岡、榊英雄、寺島進、忍成修吾、田中義剛、馬渕晴子、大口広司、藤木悠、平田満、鶴田真由、石橋蓮司、石田ゆり子、香川照之、渡辺謙

明治初期の物語ですね、明治政府により北海道に移住を命ぜられ藩として北海道に行ったのに、廃藩置県で藩主である殿は顔を出しただけで、皆を見捨て本土に!

テンポが遅いんで、最初見たときはむ~ん、、、ってなったんですが、3度みてなんとかその時代の思いがわかりました。

いつも見ている映画がテンポよくハラハラドキドキのものが多いので、この北の零年はちょっと物足りない感じがしました。

さぁ続いては『母べえ』です。

『母べえ』(2008年)

山田洋次監督作品。「母」をテーマにした作品の第一弾。

戦時中の日本を舞台に、夫が逮捕された一家の母親の苦難と愛情を描いています。

母べえ 吉永小百合
出典元:母べえ 吉永小百合

 

昭和15(1940)年2月、東京に暮らす野上家では、その夜も夫の滋(十代目坂東三津五郎)と妻の佳代(吉永小百合)、二人の 娘たちが笑いの絶えない楽しい夕食を囲んでいた。

まさかそれが、家族揃った最後の晩餐になるとも知らずに翌早朝、ま だ闇深い頃、ドイツ文学者である温が、治安維持法違反で検挙される。

政府批判につながる反戦を唱えたというのだ、特高刑事の 小管(笹野高史)ら、土足でなだれこむ刑事たちに縄をかけられる滋。怯える娘たちや呆然とする佳代に「父べえは必ず帰ってく るからな」と言葉を残して滋は連れ去られる。

山口県で警察署長をしていた父・久太郎(中村橋之助)に猛反対された結婚だった が、佳代は後悔したことなど一度もなかった。

夫への尊敬と愛情を胸に、しっかり者の長女初子(志田未来)と天真爛漫な次女照 美(佐藤未来)の成長を楽しみに、つつましくも、明るく前向きに暮らしていたのだ。

野上家はお互いを「父(とう)べえ」「母 (かあ) ベえ」「初(はつ) べえ」 「照(てる)べえ」と愛称で呼び合う仲睦まじい家族だった。しかし、突然夫を奪われたその 日から、波乱の日々が始まった。

出典元:松竹・母べえ

【キャスト】

吉永小百合/浅野忠信/檀れい/志田未来/佐藤未来/十代目坂東三津五郎/笑福亭鶴瓶

 

『まぼろしの邪馬台国』(2008年)

邪馬台国を巡る夫婦の物語で、主演を務めました。

幻の邪馬台国 吉永小百合
出典元:東映ビデオ・幻の邪馬台国 

【キャスト】

吉永小百合  竹中直人  窪塚洋介 風間トオル 平田 満 柳原可奈子 黒谷友香 麻生祐未  綾小路きみまろ 不破万作 大仁田 厚 宮崎香蓮 岡本信人 大槻義彦 草野 仁 井川比佐志  石橋蓮司 ベンガル ・ 江守 徹 大杉 漣 ・余 貴美子 由紀さおり

あなたと過ごした毎日は、本当に幸せだった」 宮崎和子は、昭和40年代に全国に邪馬台国ブームを起した盲目の文学者・宮崎康平の妻である。

康平と過ごした日々は、周囲からは辛いと思われていたかも知れない。だが、和子は彼の執念を守り、いっしょに育てていった。

宮崎康平。その名は島原の人間なら知らないものはいない。長崎県・島原鉄道の元役員であり、素人離れした郷土史研究家、文学家、また「島原の子守唄」などの詩作者でもあった。

さだまさしの「関白宣言」に、影響を与えた人物ともいわれる。しかし、学者というよりも独断的な言動や、突飛な行動から破天荒な男として名が通っていた。

和子は、福岡の放送局で康平と出会い、変わり者といわれてはいても、どこか憎めない人物像に誘われるまま、島原へ向かい康平の手伝いをするようになる。昭和32年、災害の際に土器の破片を見つけたことを機に、康平の郷土愛は、「邪馬台国」探求の熱になる。

和子は、目の見えない康平に古代の史書・魏志倭人伝、日本書紀、古事記などを読み聞かせ、九州各地に康平の目となり、杖となり、共同で「まぼろしの邪馬台国」を著した。この本はベストセラーとなり、後年、第一回吉川英治文化賞を受賞する。

出典元:東映ビデオ

『おとうと』(2010年)

幸田文の同名小説の再映画化。

吉永小百合と笑福亭鶴瓶が姉弟に扮し、切っても切れない彼らの深い絆を、姉の娘の視点から描き出す。

 

おとうと
出典元:山本洋次公式おとうと

山田監督「演出のことば」

骨肉の争いという言葉があるが、肉親同士が時として他人以上に憎しみ合ったりするのは、誰にでも思いあたることだろう。

映画やテレビの〝ホームドラマ″は家族があのようにありたい、という観客のあこがれを描くのだろう。

ぼくには、タイトルもそのものずばりの『家族』という作品があるし、『寅さんシリーズ』四十八作を通して描きたかったのは、寅さんをめぐる家族の絆、その苦しみと悩みと喜びについてだった。

さて、寅さんシリーズが、愚かな兄と賢い妹の滑稽譚だったとすれば、今度の『おとうと』は、賢い姉と愚かな弟の、可笑しくて哀しい物語である。

一九六〇年に市川崑監督によって製作された名作『おとうと』と、あえて同じタイトルをつけ、この作品を敬愛する市川崑さんに捧げたい。

出典元:山本洋次公式おとうと

【キャスト】

吉永小百合、笑福亭鶴瓶、蒼井優、加瀬亮

 

『北のカナリアたち』(2012年)吉永小百合67歳

離島の小学校の教師と生徒たちの物語で、主演を務めました。

 

吉永小百合 60代画像
出典元:oriconnews

女優・吉永小百合(67)主演の映画『北のカナリアたち』(11月3日公開)の公開記念で、23日から東京・池袋西武本店で開催される『吉永小百合展 一生生徒で…』のマスコミ会見が22日、同所で行われた。

劇中で吉永は小学校で教鞭をとる主人公の40代から60代を熱演。年齢を表現するために「60代ではほぼノーメイクの状態で撮影するかたちを取りました」と撮影秘話を明かし、報道陣からは女優魂と圧倒的な美しさに「おぉー」という感嘆の声が漏れた。

出典元:oriconnews

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