柴田恭兵さんは現在も人気俳優として活躍しています。70代に突入した今も、年齢を感じさせないキレのある演技で多くのファンを魅了しています。
最近では、映画『帰ってきた あぶない刑事』に出演し、公開から4週目で観客動員100万人を超えるヒット作品となりました。
『帰ってきた危ない刑事』
オープニングからテンションぶち上がり☺️
戦闘シーンも超カッケェ!!
ずっと食い気味で観てました✨ pic.twitter.com/2KVx1Q93MX— なみん (@padmjgm823conan) June 21, 2024
また、柴田さんは趣味の野球にも積極的に取り組んでおり、横浜スタジアムでの始球式にも参加しています。病気や入院の噂もありましたが、現在は元気に活動を続けています。
そんな柴田恭兵さんの若い頃と現在を比較、変わらぬ魅力について記時にしました。


目次
若い頃の柴田恭兵とは?—デビューからブレイクまで
若い頃の柴田恭兵は、大学卒業後に22歳~24歳までサラリーマンとして生活していました。

俳優になるきっかけは、当時付き合っていた女性との別れです、この女性と結婚するつもりでサラリーマンとして頑張っていたのですが、分かれることとなり目標が無くなってしまいました。
そんなとき、地元の同級生で友人が東京キッドブラザースのスタッフをしていた関係から主催者の東由多加さんと出会い、東京キッドブラザースに入団することになりました。

東京キッドブラザースでの俳優デビュー
1951年生まれの柴田恭兵は、大学卒業後サラリーマン生活を経て、1975年に24歳でミュージカル劇団「東京キッドブラザース」に入団しました。
柴田恭兵さんは、舞台「十月は黄昏の国」で俳優デビューを果たします。
初舞台では、柴田さんの甘いマスク、キレのある動き、よく通る声が注目を集め、瞬く間に人気俳優になっていきました。

東京キッドブラザース時代の柴田恭兵さん #ミュージック10 pic.twitter.com/am2tw0oq0c
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東京キッドブラザースでの活躍
「東京キッドブラザース」での経験は、柴田恭兵さんの演技スタイルに大きな影響を与え、その後のキャリアにおいて重要な役割を果たしました。
『テレビ探偵団・柴田恭兵さん』(1991年)
「ぴったしカンカン」
東京キッドブラザース
「南太平洋ミュージカル・サラムム」(1979年) pic.twitter.com/F6N7QIolXP— クラコッコ (@kurakokk) March 10, 2024
即興性と柔軟性の獲得
東京キッドブラザースでは、台本がなく、その場で創作される独特の稽古方法が採用されていました。
東由多加さんが当日に鉛筆で書き、それを基に即興的に演技を行うスタイルでした。
身体表現力の向上
東京キッドブラザーズのミュージカル舞台では、歌やダンスが重要な要素でした。
柴田恭兵さんはそこで、全身を使った表現力を身につけ、それが後の演技スタイルに大きく影響を与えました。
特に、「あぶない刑事」シリーズなどのアクションシーンでは、この舞台経験が活かされていると考えられます。
エネルギッシュな演技スタイルの確立
東京キッドブラザーの舞台は「生きているエネルギー」「魂の叫び」と表現されるほど、力強いものでした。
この経験が、柴田の特徴的なエネルギッシュな演技スタイルの基礎となって考えられます。
観客との一体感を重視
ミュージカルを通じて、観客と直接コミュニケーションをとり、一体感を大切にする姿勢を身につけました。
この経験は、その後の映像作品でも柴田恭兵さんの演技の特徴として表れています。
「東京キッドブラザース」での経験は、柴田さんに独自の演技スタイルをもたらし、俳優としての個性を形成するうえで重要な役割を果たしました。

テレビドラマでの活躍
1977年、26歳で『大都市 PART II』でテレビドラマに初出演。
渡哲也さん、松田優作さんとも共演しています。
デビュー当時のエピソードと人気のきっかけ
柴田恭兵さんのテレビデビューは、1977年に放送されたドラマ『大都会 PARTII』での出演がきっかけです。
この作品での演技が評価され、翌年の1978年には刑事ドラマ『大追跡』で滝本稔刑事役として連続テレビドラマに初めてレギュラー出演しました。
「くるり〜ん」とまわる柴田恭兵(大追跡) pic.twitter.com/MtSBAq59QO
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1979年には『赤い嵐』で連続ドラマ初主演を務め、テレビ俳優としてのキャリアを確立していきました。
柴田さんの人気が急上昇したのは、1979年に放送されたドラマ『俺たちは天使だ!』での入江省三(ダーツ)役です。
「俺たちは天使だ!」をまた観ます😂笑
1話から身軽な柴田恭兵さん。
沖さんブレちゃった。ごめんなさい( ; ; ) pic.twitter.com/FAKo87YuXb— あさくら (@uhoho_iuhoho) August 15, 2024
この作品でのコミカルな演技が視聴者に受け入れられ、一躍脚光を浴びました。その後、1986年に放送された『あぶない刑事』での大下勇次役で爆発的な人気を得て、以降も数々のヒット作に出演し続けました
「あぶない刑事」でのブレイク
柴田恭兵さんの俳優として大ブレイクは、1986年に放送が始まった刑事ドラマ「あぶない刑事」でした。
8/18 柴田恭兵さん誕生日😎🎉🎂
1986年10月に「あぶない刑事」が始まる直前、ザテレビジョンに掲載されたphoto。
絶対このドラマヒットすると確信。だが結果予想をはるかに超えた…【あぶ刑事伝説 誕生の瞬間】
3人の表情が大好きでお気に入り。#あぶない刑事 #舘ひろし #柴田恭兵 #浅野温子 pic.twitter.com/jMuSpwzV2D— でか丸 (@dekamaru_no2) August 17, 2024
35歳で演じたユージ役と、舘ひろし演じるタカとのコンビは大きな人気を博し、今後シリーズ化されていきます。
このシリーズは柴田の代表作となり、現在まで続く長寿シリーズとなっております。
若い頃の柴田恭兵さんは、その端正な見た目と演技力で多くのファンを魅了し、舞台からテレビ、映画と幅広く活躍する実力派俳優として頭角を現していきました。

現在の柴田恭兵—変わらぬ魅力と進化
柴田恭兵さんは若い頃からスタイルも全然変わらないし、コミカルな演技もシリアスな演技もどちらも上手いので、貴重な俳優さんです。

「あぶない刑事」で魅せる不変のカリスマ
柴田恭兵は、1986年から続く「あぶない刑事」シリーズで、舘ひろしとともに最強のバディ、タカとユージを演じ続けています。
8年ぶりの新作「帰ってきたあぶない刑事」でも、72歳になった今もなお、その魅力は健在です。長年のコンビ愛と目標への振り返りが、38年もの長きに人気の秘訣となっています。
進化し続けるシンガーとしての才能
俳優業の傍ら、柴田恭兵さんは歌手としても活躍を続けています。
柴田恭兵さんは俳優としてだけでなく、歌手としても活動しています。彼は1979年から歌手活動を開始し、シングルを合計で11枚、オリジナルアルバムを3枚発表しています。特に「あぶない刑事」シリーズの主題歌や挿入歌を担当し、ヒットチャートを賑わせました。
「歌のトップテン」の柴田恭兵のアップ
アップももちろんかっこいいぜ😎テレビに反射して実家の机映ってて草。 pic.twitter.com/MJTfkvl2sZ
— あさくら (@uhoho_iuhoho) September 28, 2024
彼の代表曲には「なんとなく、クリスタル」や「ランニング・ショット」などがあります。
また、1986年に放送が開始された「あぶない刑事」では、シンガーとしての新たな扉を開くきっかけとなり、独特な抑揚と切れ味鋭いフレージングを駆使して新たな波を乗り切りました。
柴田恭兵さんの歌手としてのキャリアは、俳優としての活動と並行して続けられており、多才さを示しています。
若い世代にも届く、変わらない熱量
72歳になった今も、柴田恭兵は「昔も今も同世代に向けてやっています」と語り、その姿勢は若い世代からも注目を集めています。
長年のキャリアを経てもなお、役者として重要な関係を大切にし、新鮮な気持ちで役に立つ姿勢は、世代を超えて多くのファンを魅了し続けています。
外見の変化と変わらないスタイル
外見の変化:
- 若い頃から現在まで、柴田恭兵さんは常にスタイリッシュで魅力的な外見を保っています。特に、彼の髪型は時代とともに変化してきました。若い頃はソフトリーゼントのスタイルが特徴的でしたが、現在は黒と白の混じった髪の色とナチュラルなスタイリングが特徴です。
- 年齢を重ねるごとに、深く入った皺が見られるようになりましたが、それが逆に渋みを増し、「イケオジ」としての魅力を引き立てています。
変わらないスタイル:
- 柴田恭兵さんのトレードマークといえば、サングラスとスーツ姿です。特に「あぶない刑事」シリーズでの大下勇次役で見せたサングラス姿は、多くのファンに強い印象を残しています。
- また、彼の自然体のスタイルも魅力の一つです。年齢を重ねても無理に若作りをせず、自然に年を重ねる姿勢が多くの人々に支持されています
柴田恭兵の若さの秘訣—健康法とライフスタイル
柴田恭兵さんの若さの秘訣には、いくつかの健康法とライフスタイルが関係しています。
健康法:
- 早寝早起き: 柴田さんは夜8時に就寝し、朝4時半に起きる生活を送っています。このリズムが体内時計を整え、健康を維持するのに役立っています。
- 適度な運動: 柴田さんは趣味の野球を通じて、体を動かすことを大切にしています。運動は心身の健康に良い影響を与えます。
野球をする時もセクシーな柴田恭兵さん pic.twitter.com/7FL7vdxeP0
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- バランスの取れた食事: 健康的な食事を心がけ、栄養バランスを考えた食事を摂ることが、若さを保つ秘訣の一つです。
ライフスタイル:
- ストレス管理: 柴田さんはリラックスする時間を大切にし、ストレスを溜めないように心がけています。趣味や家族との時間を楽しむことで、心の健康を保っています。
- ポジティブな思考: 柴田さんは常に前向きな姿勢を持ち、困難な状況でもポジティブに考えることを心がけています。これが精神的な若さを保つ秘訣です。
柴田恭兵さんの健康法とライフスタイルは、彼の若さと活力を支える重要な要素です。
まとめ
柴田恭兵の若い頃から現在までの魅力をまとめてみました。
いくつになっても色気があり、活躍し続ける姿は同世代に元気を与えてくれます。
柴田恭兵さんの若い頃から現在までの活躍を時系列でまとめました。以下の表で主な出来事と代表作を紹介します。
年 | 年齢 | 出来事・代表作 |
---|---|---|
1951 | 0 | 静岡県清水市(現:静岡県清水区)で誕生 |
1975 | 24 | ミュージカル劇団「東京キッドブラザース」入団、舞台「十月は黄昏の国」で俳優デビュー |
1977 | 26 | 「大都会 PART II」でテレビドラマに初出演 |
1979 | 28 | 「嵐赤い」で連続ドラマ初主演 |
1986-1987 | 35-36 | 「あぶない刑事」でブレイク、ユージ役を演じる |
1987-1989 | 36-38 | 「あぶない刑事」シリーズの劇場版に出演 |
1988 | 37 | NHK大河ドラマ「武田信玄」で上杉謙信役を演じる |
1980年代後半 | 30代後半 | ポッカの缶コーヒーCMで「関係ないね」が流行語に |
1996-2015 | 45-64 | 「あぶない刑事」シリーズの連続出演 |
1996年- | 45- | 「はみだし刑事情熱系」シリーズに主演 |
2006 | 55 | 肺がんを告白、手術後に仕事復帰 |
2008 | 57 | 「越境捜査」シリーズの主演 |
2024 | 72 | 映画「帰ってきたあぶない刑事」に出演予定 |
2025 | 73 | NHK BSプレミアム「舟を編む〜私、辞書つくります」に出演 |
柴田恭兵さんは、1970年代後半からテレビドラマで活躍し始め、1986年の「あぶない刑事」で大ブレイクしました。
その後も同シリーズや他の刑事ドラマで主演を務め、重厚な役柄をこなしてきました。
2006年にも肺がんを乗り越え、現在も精力的に活動を続けています。
73歳となる現在も、渋さと貫禄を増しながら、様々な作品に出演し、その演技力で観客を魅了し続けています。