北大路欣也さんは、1943年2月23日に京都府京都市紫竹で生まれました。

本名は淺井将勝(あさい まさかつ)で、父親は戦前・戦後に活躍した時代劇俳優の市川右太衛門さんです。
生い立ちと家庭環境
北大路欣也さんは、戦前・戦後の時代劇スターである市川右太衛門さんの次男として生まれました。
兄がいる2人兄弟で、幼少期は厳格な父親のもとで育ち、甘えた記憶がないそうです。
芸名「北大路」は、父親の邸宅が京都市内の北大路にあったことに由来し、右太衛門が「北大路の御大」と呼ばれていたことから名付けられました。
学歴と子役時代
北大路欣也さんは京都市立紫竹小学校に通い、小学生時代は食べ物の好き嫌いが多く、身長はクラスで一番低かったそうです。
京都市立紫竹小学校の特徴
京都市立紫竹小学校は、京都市北区紫竹下園生町に位置する公立の男女共学小学校です。
基本情報
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設立年: 1941年
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所在地: 京都市北区紫竹下園生町26
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過去の名称: 紫竹国民学校
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著名な出身者: 俳優の北大路欣也。
教育の特徴
京都市立紫竹小学校は、京都市が推進する「小中一貫教育」の一環として運営されています。この教育方針では、義務教育9年間を連続性を持って捉え、以下の目標を掲げています。
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確かな学力: 教育課程や指導形態の工夫を通じて、子どもたちの学力向上を図る。
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豊かな心と健やかな体: 小中合同行事や体験活動を通じて、心身の成長を促す。
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地域との連携: 地域の課題に応じた教育活動を展開。
学校環境
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紫竹小学校は地域密着型の学校であり、近隣の塾や学習施設とも連携しています。例えば、北大路駅周辺には塾が多数あり、紫竹小学校の生徒も利用していることが確認されています。
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学校内外で行われるイベントや活動を通じて、生徒たちが地域社会と関わりながら成長できる環境が整っています。
北大路欣也さん、中学は同志社香里中学校に進みました。
同志社香里中学校に入学
中学は大阪府寝屋川市にある同志社香里中学校に進学し、1956年には映画『父子鷹』で子役デビューを果たしました。
「市川右太衛門の息子だってだけで、なんの努力もしないでデビューさせてもらって本当に恵まれていた。
素晴らしい先人たちとの出会いに支えられて今がある。ようやく自分の中で実感として受け止められるようになった」
出典元:読売新聞オンライン

同志社香里中学校の特徴
同志社香里中学校は大阪府寝屋川市に位置する中高一貫校で、同志社大学の附属校としてキリスト教主義教育を基盤にした独自の教育を展開しています。
同志社香里中学校は中高一貫校で偏差値レベルはおよそ59です。
教育理念と特徴
建学の精神
新島襄の掲げた「キリスト教主義・自由主義・国際主義」の理念を受け継ぎ、「自治自立の精神を持ち、良心に基づいて行動できる人材の育成」を目指しています。
この考えは「Vision2030」としてまとめられ、2030年に向けた教育方針に反映されています。社会とのつながりを意識した体験や探究活動を通じて、「世界で通用するしなやかな人間力」を育んでいます。
カリキュラム
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学校週6日制:週35時間の授業を確保し、基礎学力の定着と応用力の育成を両立。
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少人数制授業:英語ではクラスを分割し、きめ細かい指導を実施。
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ICT教育:中学生全員にiPadを貸与し、高校生はノートPCを個人所有。繋真館(メディアセンター)ではICTを活用した体験型学習を推進。
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探究活動:STEAM教育やPBL(課題解決型学習)を通じ、中高6年間で思考力・判断力・表現力を育成。高校3年次には個人課題研究に取り組みます。
進路と実績
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系列大学進学:例年95%前後の生徒が同志社大学・同志社女子大学に進学。
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多様な進路支援:系列外の大学希望者にもサポートを提供し、進路選択の幅を保証。
学校環境と活動
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キャンパス:2021年完成の繋真館にはICTスペースと6万冊の蔵書を備えた図書館を融合。
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国際教育:海外研修プログラムや、生徒主導の「ラオスに学校を建てよう!」プロジェクト(2012年・2020年に小学校舎寄贈)を実施。
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部活動:ダンス部は全国優勝の実績があり、文化祭や体育祭も生徒主体で運営されます。
生徒数と校風
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男女比:2024年4月現在、男子392名・女子377名でバランスの取れた構成。
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自由な校風:制服がなく、自主性を重んじる環境が特徴です。
同志社香里中学校は、伝統と革新を融合させた教育環境で、自律心と国際感覚を兼ね備えた人材を育成しています。
北大路欣也さんはその後、標準語を身につけるために東京都千代田区の暁星中学校へ転校しました。
同志社香里中学校から暁星中学校へ転校
標準語を身に付ける為に東京の中学校に転校するなんて、お父さんは北大路欣也さんの将来のことを考えて考えていたんですね。
暁星中学校
高校も暁星高等学校に進学しました。
大学は早稲田大学第二文学部演劇専修を卒業しています
俳優としての道
1956年、中学1年生の時に映画『父子鷹』で子役デビュー。
父親が主演する映画で子役が見つからなかった際、プロデューサーから直接オファーを受けたことがきっかけでした。
「市川右太衛門の息子だってだけで、なんの努力もしないでデビューさせてもらって本当に恵まれていた。素晴らしい先人たちとの出会いに支えられて今がある。
ようやく自分の中で実感として受け止められるようになった」
出典元:読売新聞オンライン
大学在学中には演劇活動を行いながらも、当初は俳優を職業にするつもりはありませんでした。
しかし、「自分の道を走る」と決意し本格的に俳優業へ進みました。
1964年、『シラノ・ド・ベルジュラック』で舞台デビュー。以降、大河ドラマ『竜馬がゆく』や映画『仁義なき戦い』シリーズなど、多くの作品に出演し、日本映画界を代表する俳優として活躍しています。
北大路欣也さんは、その誕生から現在まで、日本の映画・テレビ・舞台で幅広い活躍を続けている名優です。